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2026.03.16

輪和の雑学

その形は何のためか

輪和建設の國分です。

 

美しい街並みとはどんなものでしょうか。

様々あるとは思いますが、もっともメジャーなものでいうと統一感のあるということでしょう。

しかし、ここで終わってしまっては、なんともチープな見てて何の魅力のない街並みになります。

 

統一感のある中で最も大事なこと、それはすべてが異なる形をしていることです。

 

美しい街並みというのは画一化された形が立ち並ぶことではなく、自然環境的な側面や文化的な側面から発生する事象に対しての応答として生み出された、共通の設計思想やルールに基づいて各々が趣向を凝らし様々な形状の建物を作り上げることで、統一感と多様性を兼ね備えた実に魅力的な街並みを形成するのです。

 

形だけ真似たのではそれは単なる模倣品に過ぎない。

その形の裏にある、思想を理解しそこから形を生み出すことにこそ意義があります。

よく、突如として現れた素晴らしいデザインが流行し、月日を経るごとにつまらないものが増えていくことがあると思いますが、あれは最初に生み出した製作者の考えを理解せず、形だけの模倣が往来し始めることが原因だと思います。

 

さて、最近物価高騰が私たちの生活に襲いかかっていますが、この文化的側面の変化に合わせて住宅の形そのものの転換期に差し掛かっているのかもしれません。

リビング、ダイニング、キッチン、子供部屋、寝室、書斎、WIC…これらの部屋の機能は本当にすべて必要ですか?別々に設ける必要はありますか?

部屋の数を増やせば増やすだけ面積は増え、費用も掛かります。

みんなと同じ形にする必要はありません。

自分自身の生活のスタイルや資産、また将来のイメージを考えたとき、ひょっとしたらLDKと寝室と書斎は一つの空間でも良いとなるかもしれません。

子供部屋とWICは一体で良いとなるかもしれません。

 

そのように各所室のあり方について一度考えてみるのも面白いかもしれませんね。

 

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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