2024.12.9
輪和の雑学
端を喰らうで端喰
こんにちは!
中島です。
一度やって見たかった、端喰(ハシバミ)と呼ばれる技法を試してみました。

板の木口を別の木でカバーする技法です。
主に板の反り止めや接ぎ合わせ板の安定、木口隠しを目的として用いられます。
今回は羽目板の切れ端でパネルを作ってみました。
端喰の中にもいくつか種類があります。
・雄雌の加工をする本実(ホンザネ)の端喰
・両側を雌加工し、実に別の木を用いる雇実(ヤトイザネ)の端喰
・ジョイントカッターと呼ばれる専用工具とビスケットで繋げる端喰
その他にも蟻や契を用いるものもあり、種類は様々あります。
今回は雇実端喰にチャレンジです。
接ぎ合わせる板の木口と端の部材にそれぞれ雌口の加工を施します。

板は杉

端は古材のモアビ

雌加工同士に雇実で繋ぎます。

いいかたさで作れば結構強度も出ます。

接着剤も併用して1枚ずつ組み上げてゆき、

羽目板パネルの完成です。

今回12mmの羽目板でしたが、一枚板や接ぎ板のカウンターに端喰を使えば反りや割れ止めになりますし、デザイン性にも優れているので機会があればやってみようと思いました。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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