輪和建設の戌亥です。

新たに造成された土地や元々家の建っていなかった土地に家を建てる時は普通、新しい柱や梁を使用して家を建てます。

建て替えとなると元々の家は当然解体して家を建てます。

解体する家に立派な柱や梁がある場合、弊社ではそれらを再利用して新しい家に組み込むことができます。

この古材の再利用は解体時に大工さんに途中で入ってもらったり、写真のように真っ直ぐにきれいに製材された材ではないものが多いため加工に手間がかかるため敬遠されます。

しかし、今ではなかなかとれないようなサイズの梁やケヤキの柱を手間がかかるからというだけで捨ててしまうのはもったいないです。

今はウッドショックの影響もあり木材の価格が高騰しています。

年内には落ち着くとも言われていますが、ウッドショック前の価格には戻らない可能性が高いそうです。

元々が安すぎたのが原因だそうですが…

木材の値段を安く仕入れしようとするのではなく、元からある木材を上手に使っていくことも大切にしていかなければならないと思います。