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2021.05.24

スタッフブログ

手洗いについて

輪和建設の阿部です。
コロナの影響で家の手洗いスペースを増やされた方もいらっしゃるかと思います。
手洗いについて、これまで設計した中からいくつかの事例をご紹介いたします。

 

上部写真は、玄関に入ってすぐに手が洗えるように、玄関ホールに手洗いを設けた事例です。
玄関から洗面室までが遠いことや、お客様が手を洗ってから家に上がるという習慣があることからこの位置に手洗いを設けました。コロナ流行前に竣工した物件ですが、今となっては感染対策という点でとても有効です。


こちらも玄関ホールに手洗いを設置した事例です。
二世帯住宅でお風呂と洗面脱衣室が1つしかないため、だれかがお風呂に入っている時に洗面台が使えません。
そこで、手洗いスペースを玄関に近い位置に別に設けました。この位置にあると来訪者もすすんで手洗いをしていただけるそうで、好評です。

こちらは2階トイレ内に設けた手洗いです。トイレスペースはゆったり2畳分あり、1階に下りずとも顔をあらったりできるように大き目の洗面ボウルを入れました。お客様用の洗面スペースとしても利用されるそうです。桧の一枚板(古材)の天板に、洗面ボウルをのせたシンプルなものです。

 

タンクレスのトイレはトイレ本体に手洗いがついていないので、トイレ内に別に手洗いをつけることが多いです。壁に埋め込むような既製品もスペースに無駄がなくよいのですが、無垢天板にお気に入りの手洗いボウルを乗せるのも趣があり良い感じです。トイレに座った際に、ボウルの側面の美しい柄がよく見えます。

男性用トイレと女性用トイレを設けたお家では、トイレ外に手洗いを設けました。玄関からリビングへの動線上にあるため、帰宅時の手洗い用にもなり一石二鳥の手洗いスペースです。

 

コロナの流行による新しい生活スタイルのもと、手洗いの位置というのも再考されています。
お客様のライフスタイルに合わせて、手洗いの位置や数をご提案したいと思います。