2021.04.13
スタッフブログ
唐紙
輪和建設の小林です。
リフォームさせていただいたお客様から、
この襖紙の貼替も追々お願いしたいとお話があり、調べたところ、
その紙は、京唐紙で、古くから受け継がれた版木の文様に絵具をつけ、
紙を置き、紙に柄をつける一枚一枚職人さんが摺り上げていく紙でした。
普段は、襖紙一覧の中から選んでいただく事がほとんどでしたので、
そういった技法で造られている襖紙がある事を知りました。
襖紙1つでも布製、和紙、手すき和紙、唐紙などなど、、、本当に奥深いです。
同じ版木をもっているところを探している最中ですが、1つは見つかり、もう1つの文様がなかなか見つかりません。
新築当時の設計者の想いとご主人と選ばれた思い出のある、文様を探し抜きたいと思います。