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2025.04.15

スタッフブログ

第41回 削ろう会全国大会

こんにちは!

中島です。

4月12、13日に大阪府交野市にて「削ろう会」という鉋の薄削りの全国大会がありました。

 

出場はしませんでしたが、知り合いの大工さんが出場しているので、応援もかねて遊びに行ってきました。

 

すごい賑わいです。

それもそのはず、全国の「削りスト」が一堂に会します。

 

薄削り競技は大きく分けて2部門あり、削る材料の幅が55mm〜の部門と120mm〜の部門に別れています。

55mmの方は普段よく使う寸八と呼ばれるサイズの鉋での競技ですが、120mmの方は五寸鉋というめっちゃデカい鉋で削ります。

生で見ると圧巻です。

 

各自制限時間内にどれだけ薄い鉋屑(大会では『削り華』と呼びます)を出せるかを競い合います。

 

測定後の削り華は展示され、誰でも見て、触って体感することができるようになっています。

 

今大会最薄の削り華です。

2ミクロン(1ミクロンは1mmの1000分の1)の削り華です。

桧の繊維が2ミクロンらしいので、現状理論値、限界の薄さとされているようです。

 

決勝は舞台の上で

 

競技以外にもいろんな道具のお店が出店していたり、木に触って楽しめる体験ブースなどいろいろと楽しめるようになっていました。

 

来年は刃物の町、兵庫県の三木市で開催予定です。

写真や言葉では伝えづらい事ばかりですので、興味のある方はぜひ一度行って見て触って体感してみて欲しいです!

 

会場中が桧の香りで癒されますよ。笑

 


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