輪和建設、大工の國分です。

昔の街並みは本当に魅力的ですね。

魅力的だからこそ、保存され、観光に人々が訪れるのでしょう。

私は別に古い物が好きというわけではないですし、未来と過去のどちらに行きたいかと聞かれれば未来と答えるタイプですが、最近の街並みは本当にチグハグでお世辞にも魅力的とは言えないなぁと感じます。

なぜ魅力が減っているのか、、

それは自由になったからでしょう。

と、私は思います。

大事な事なのでもう一度、

私はそう思います。

このブログの内容はあくまで私の個人の勝手な考えです。

日本は昔に比べてかなり自由になりました。

仕事も生き方も、性別の垣根も超えて自由に選ぶ事ができます。

日本の国力が落ちていると言われる要因はここにある気がします。

自由だからこそ皆んながてんでバラバラの方向を向く。だからこそ、全体を見たときチグハグの国になってしまうのでしょう。

だからと言ってこの自由、手放したくはないですが。

街並みも同様のことが起きているのでしょう。

街並みの場合は、昔は制限していたというよりかは、そこにある材料、そこにいる人で建物を作るしかなかったから、自由なデザインができなかったというところですが。

どちらにせよ、自由がもたらすのは個々の魅力であり、全体を見た時の大きな魅力は失われる傾向があるのでしょう。

しかし自由な現在でありながらも、

魅力的な街並みを形成している街があります。

それは、秋葉原や原宿、青山通りなどといった、東京の街です。

圧倒的な人口を誇る場所だからこそ、皆が自由でも、その中から同様な個性を持った人や建物がある程度の規模を持って集まり、街並みを形成することができているのでしょう。

「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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