輪和建設の森下です。

先日、会社で窓枠の鉋がけをしていたときに、大工の中島さんと鉋がけについていろいろ話していました。

一言に鉋がけと言っても、削る材料や大きさによって、様々なことを考えないといけません。

刃の研ぎ方、台の仕込み、材料の性質、作業をする日の湿度など、仕上げて艶を出すための要因はたくさんあります。これら全部がうまいこと噛み合うと、削っていても気持ちいほど切れて、材料に光が反射するほど綺麗に艶が出ます。

なので、これは私の考えですが、正解はないんだと思います。状況に応じて、対応の仕方を変えていくのがベストなんだと思います。

こんな話をする人が同じ会社にいるというのはすごく恵まれていると改めて感じました。自分が考えもしなかったやり方を知ることができるというのは、とても新鮮で勉強になります。現在、３人社員大工がいますが、これからもお互いの技術を高め合うことができたらなと思います。

「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生、古民家リフォームの施工事例はこちら↓

施工事例を見る