輪和建設の小林です。

五條市で古民家の耐震補強工事が進んでいます。

床組もほとんど取替え、柱の足元の修繕や、耐力壁を新たに設置したり、制震ダンパーや金物の設置等がほとんど終わりました。

伝統工法の性質にあった耐震補強方法を採用し、限界耐力計算で耐震診断を行っています。

社内での中間検査をしましたが特に問題なく、

週明けには五條市役所の職員の方に耐震補強補助金の中間検査をしていただく予定です。

現場に行くたびに大工さんとここはどうしよう、こうしようという話が出てきます。

柱がうねっていたり、梁がうねっていたり、部分的に虫食いがあったり色んな要因がありますが、

どうするのがお施主様のご希望に沿っているのか、将来性はどうか、見た目も良いか様々な角度からひとつひとつ決めていっています。

難しい場面もありますが、慎重に取り組んでいこうと思います。

「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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