2023.12.2
スタッフブログ
つくればつくるほどに
こんにちは!
中島です。
最近の休みは大工仕事をしていました。
大工の基礎が詰まった馬づくりです。
つくるたびに学びがあります。
込栓づくりも慣れたものです。
以前大工さんにもらった樫で1対分しか取れなかったので、
モアビで代用です。
板チョコみたいですね。
前につくった馬が作業効率を上げてくれます。
貫は一方胴付にして刻みの手間を減らしました。
今回は丸鋸でのホゾつけのコツを掴めました。
ずーっと苦手意識があったんですが、数をこなせばコツも掴めるものですね。思い切りの良さが大切で、コツはビビらないことです。笑
ビビって墨を多く残しすぎると調整するのに時間がかかります。丸鋸一発で決め切ると肚をくくって切り込むと案外いけるものです。
ほんとの微調整で鑿鉋で仕上げます。
普段の刻みではホゾ取り機をつかうので、あまり活躍の機会のない技術かもしれませんが。笑
2対できました。
材料が余りや解体で出たものの寄せ集めなので細部はイマイチですが、大工仕事としてはいままでで一番の出来かなと思います。ええかたさの緩み無し!バチバチです。込栓を打ち込むとやっぱり締まります。
大きさは違いますが、前につくった馬と天端は揃えてあります。
作業場の馬は高さを揃えておくといろんな使い方ができるので、作業効率が上がります。
これでしばらくは馬には困らないですかね!
大工仕事の基礎が詰まった馬づくり。
何回やっても学びがあり、今回もすこーしだけ上達できました!
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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