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2023.09.29

スタッフブログ

公共施設の木質化

設計の小林です。

 

先日五條市の新庁舎に初めて来庁しました。

数年前に建替えられたそうで、ふんだんに県産の杉を用いた空間になっていました。

 

私は、輪和建設に来る前は公共施設に携わることが多かったのですが、当時は多くの人が集う公共施設の内装は厳しく制限があり、無垢の木材を用いることができませんでした。

ここ数年の間に建築基準法が改正され、仕上げ部分に無垢の木材を使用することが可能になりました。

役所と言えば、コンクリートで覆われて少しうす暗い印象でしたが、木材に包まれた空間になった役所は訪れると気分が違いますね。

ここで働く職員の方も気持ちよく働くことができているのではないでしょうか。

 

弊社事務所の床と天井は無垢で、壁は漆喰です。

考え事をしている時など、たまに天井を見上げるとリフレッシュできます。

窓からは木々が揺れ、鳥達のさえずりも聞こえるのでとても良い環境で働かせていただいてると思います。

弊社近くの大和郡山市役所も建て替わりました。こちらも内装に木材が使用されています。

建替えに伴い、建物に地域の特性も盛り込まれていたりするので、仕事柄様々な役所に訪れるたびに楽しんでいます。

個人的には伊賀の新庁舎が伊賀忍者をイメージした洗練された意匠と、この部材を使ったか~といったような意外性もあり、とても面白かったです。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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