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2023.08.28

スタッフブログ

イスカ鑿

 輪和建設の森下です。

 

先日、オークションサイトで買った鑿のジャンク品が届きました。鑿はずっと使っていないと錆びてしまうものですが、研げばまた使えるようになります。研ぐ練習や用途に合わせて使える鑿を増やそうと思ったので買ってみたのですが、その中にこんなものがありました。

 

 

調べてみると、イスカ鑿というそうです。刃先に勾配をつけてアリの仕口など、三角の部分を掘ったりする時に使う鑿です。

実は以前、おんなじものを作ったことがあって、仕事の効率化や仕上がりの良さを求めていくと、みんな考えることはおんなじなのかなと思いました。(笑)

 

普通の鑿の刃先を斜めにしただけのものですが、作るのには意外と時間がかかります。

裏を広めに押さないといけないし、何より、斜めに研ぐというのは意識して違うとしてもなかなか難しかったりします。

 

刃物の使い方は人それぞれだと思います。自分でいいと思える形を想像し作りながら、いろんな仕事に対応できるよう頑張っていきたいです。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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