2023.08.16
スタッフブログ
はじめての大工仕事
こんにちは!
中島です。
大工さんから余り物の材料をいただきました。
ウッドデッキの仕事の余りで、長さもあったので作業馬を作る事にしました。
桧、芯去りの105角です。
大工さんは馬には勿体無いくらいの材料やな!と笑っていました。笑
まずは木取りと墨付け。
今回の墨付けでは最近仕込んだ、二丁鎌毛引きという道具を多用する事でかなりの時短になりました。
側から一定の距離をケガくことの出来る便利な道具です。
仕口はホゾに込栓差しにしました。
込栓穴は5厘(1.5mm)ズラす事で、2つの材を引き寄せあい強度を高めます。
頑丈な馬が完成しました。
僕の大工仕事をずっと支えてくれると思います。
思えば僕がはじめてさせてもらった大工仕事が解体で出た材料を再利用した馬作りでした。
いろんなことを思い出しながら、これまでの経験を活かして作業をしましたが、今回も新たな経験やコツを得ることができました。
やっぱりやらないとわからない、得られないことばかりです。
様々な経験をされてきた大工さんの言葉には重みがあります。
大工仕事の基礎が詰まった馬作り。次作るときはもっとうまく作れるよう、日々の学びを大切にしていきます。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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