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2023.08.12

スタッフブログ

板材の特徴

輪和建設の森下です。

 

木材は丸太から、どのような用途で使われるかによってどう取られるかが変わってきます。

 

木の芯を含んでとられる材を芯持ち材、芯を含まないのを芯去り材と言います。輪和建設では柱や梁桁などの構造材には芯持ち材、窓枠や建具枠、階段などの造作化粧に使われるのは芯去り材を使うことが多いです。

 

先日現場で階段をかけることがありました。階段は板目と呼ばれる木目のものを使っています。材種は檜です。

 

階段に使われる材は地域などによって様々で、松が主流の地域もあります。あとはデザインで栗などの広葉樹を使うときもあります。

 

また、板目のものが多いですが、さらに上等なものだと柾目の板材を使うこともあります。

 

材料の種類、木目の種類によって木はいろいろな使われ方をします。その特徴、良さを最大限に発揮して綺麗に見せることこそ大工に求められるものだと思います。木の良さをしっかり発揮するためにも木材としっかり向き合い、頑張っていきたいです。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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