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2023.02.23

スタッフブログ

古民家ブログ

古民家リフォームのお引渡し

設計の阿部です。

この度、生駒の古民家のお家リフォームが終わり、お引渡しをさせていただきました。

蔵を解体した際に出てきた木材の側面に「安政五(年)」と墨で書かれていました。

およそ165年前に建てられたと推測されます。母屋は蔵より少し前に建てられたということですから、およそ170年前のお家をリフォームさせていただいたということになります。

今は亡き先代から引き継がれてきたお家を大切に思い、引き継いでこられた歴史の重みを感じました。

リフォームは住まい勝手を改善するものですから、住まい手のご要望内容もより具体的なものが多いです。工事を進めている途中でお客様が気づかれたことに、現場監督や職人さんが適格に対応しているということも多々あります。

今回のリフォーム工事でも、蔵の解体跡地に礎石は残し、蔵で使われてきた木材を使ってウッドデッキを施工したり、フェンスに出入口がついていたり、といったことは、現場でお客様のご要望に柔軟に対応した項目です。設計の段階では気づけなかったことも、現場で対応できるのは輪和のチーム力によるものです。今後も、設計、現場、各職人が一丸となって、お客様の新しいお家がよりよいものになるように、取り組んでいきたいと思います。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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