輪和建設の阿部です。
梅雨の時期だからでしょうか。クローゼットの湿気に関するご相談が複数寄せられました。締め切りのクローゼットにカビが生えて困る、どうしたらよいのか。というご相談です。締め切りのクローゼットの湿気については、少し開けて換気を行うことや機械で湿気をとるという方法がありますが、もっと住まいの根本からクローゼットの位置づけを考えている方も少なくないのかな、と感じます。
法隆寺北の家のリフォームでは、リビングに隣接した水回りにも近いところにウォークスルークローゼットを配しています。（写真のダイニング向こうにある扉が、クローゼットにつながっていて、玄関ホールからもアクセスできます。）見学会に訪れるお客様でこのクローゼットを気に入ってくださった方が、とても多かったのです。
窓もあり、生活動線に組み込まれたこのクローゼットは、人の通りも風の通りもスムーズ。タンスの奥底にしまわれた服、存在さえ忘れかけているモノ、そういった目につかない持ち物がなくなるという効果も期待でき、お客様に高評価なのかと思います。