2022.03.11
スタッフブログ
建替え前のお家の部材を再活用
輪和建設の小林です。
少しずつ日中暖かくなりましたね。モデルハウスのミツマタやブルーベリーの花がもうすぐ咲きそうです。
先日はミモザの日で家にミモザの切り花を飾りました。
まだつぼみですが、満開に咲くのが楽しみです。花が咲いてもしばらくドライフラワーで楽しめるので永く飾れるのも良いですね。
天理市での新築工事が終盤を迎えています。
照明器具・建具が入りだし、一気に完成に近づきました。
今回、至る所で建替え前のお家の部材を再利用しています。
構造材には、
ケヤキの大黒柱(新しい家に合うように表面を削ったり穴のある部分を埋め木しています。柱一本でも大工の手間暇がかかっています。)
古材の太鼓梁(こちらも新しい家に合うように表面を削り仕上げています)
内部には、玄関の収納に書院障子、引戸等には欄間で使われていた組子を組み込んだりしています。
また書院の組子欄間は階段のアクセントに、座敷欄間の組子は和室とリビングの欄間に再活用しています。
再活用は本当に手間がかかるのですが、代々住まわれてきたお家の素材を引継ぐことは、その家の想い出も引き継ぐことになると思います。
生まれ育った家などだった場合全く何もなくなってしまうと悲しい方が多いと思います。
そういった方には、極力再利用をご提案させていただいています。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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