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2019.06.20

社長ブログ

大きな岩と小さな岩

「大きな岩と小さな岩」というたとえ話をご存知でしょうか。

ある教授が「クイズの時間だ」と言って大きな壺を教壇の上

に置きました。

その壺に岩を一つ一つ詰めていきます。

いっぱいになるまで詰めて学生に聞きました。

「この壺は満杯か」

ある学生が「はい」と答えました。

「本当に?」と言って教授は砂利を取り出して岩戸岩の間に砂利

を流し込みました。

そしてもう一度聞きました。

「この壺は満杯か」

ひとりの学生が「多分違うだろう」と言いました。

今度は砂を取り出して砂利の間に流し込みました。

「これでこの壺はいっぱいになったか」

学生は「いや」と答えました。

今度は水を取り出しなみなみと注ぎました。

最後に「僕が何を言いたいかわかるか」と聞きました。

ひとりの学生が「大きな岩でいっぱいになったように見える壺でも

小さなものを入れる隙間があるのと同じようにどんなにスケジュール

がいっぱいのようでも努力すれば(工夫すれば)さらに予定を入れる

ことができる」と答えました。

これが正解のようですが、実は違います。

この話は「会社がなぜ消滅したか」のあとがきに出てくる話だそうです。

正解は

「大きな岩を先に入れない限りそれが入る余地は二度と来ない」

でした。

それぞれの人生にとって大きな岩とは何なのか。

一番大事なものは何か。

自分にとって大事でないものに時間を使ってしまうと、大事なものに裂く

べき時間を失ってしまう ということです。

写真は長野県にある「安藤家住宅」の屋根の写真です。

「雀脅し」と言われる飾りがついているのが長野県の古民家の特徴です。