2024.09.16
現場から
部分改修工事
戌亥です。
先日から大阪の守口市で工事をしておりました。
今回の工事はキッチンだけを工事する部分改装工事で、床を少し下げ、壁も部分的に新しく起こし直しをしました。
キッチン本体も業務用の厨房機器を並べるため、床は長尺シートを施工しています。
一般の住宅ではクッションフロアがよく使用されます。
長尺シートとクッションフロアの違いは
1.耐久性
一般的に長尺シートのほうが耐久性に優れています。
2.使用用途
店舗や商業施設:長尺シート 土足可※ものによっては土足不可のものもあります。
クッションフロア:住宅 基本的には土足不可
3.厚み
長尺シートのほうが少し分厚いです。
これだけ見ると長尺シートのほうがいいように思えますが、クッションフロアより費用がかかるのがデメリットです。
またクッションフロアでも土足可のものが出始めているので、違いがなくなってきているように思います。
全面改修に比べ、部分改修は工期や金額は抑えることができるのがメリットになります。
デメリットとしては、床などを解体した際に隣接するリビングや和室など他の部屋の下地が傷んでいるのがわかったときに修繕工事をするかどうか
工期や予算の問題から傷んでいるのがわかっていても工事ができない場合が出てきます。
住む上で、言い方はよくないですが、知らなければ気にならなかったところが傷んでいるとわかるとやはり気になるものです。
もちろん後日、別途修繕工事をするということもできます。
しかし、工期や予算が許すのであればわかったときに一緒にしてしまうのが一番いいと思います。
室内の養生など一度で済んだものを再度お金をかけて行わなければならず、費用的にも負担が多くなってしまいます。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生、古民家リフォームの施工事例はこちら↓