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2023.01.12

現場から

墨壺と墨差し

輪和建設の森下です。

現在、新築の墨付けをしています。一階の梁は終わり、2階の梁にかかっています。それと同時に、大工さんに土台の刻みをしていただいています。

 

墨付けには、昔ながらの道具で、墨壺と墨差しというものを使います。墨壺は長い直線を糸で引くためと、墨をためておく役割があります。墨差しはその墨を使って線を引いたり、文字を書いたりすることができます。この墨差しは竹でできています。最近では金属でできたものも売っています。目的は同じなのでどっちを使うかは好みだと思います。

今使っている墨差しは自分で作ってみました。竹を割って自分で形を作ってやってみました。墨の持ちも割とよく、字もスラスラ書けるので結構気に入っています。

墨付けもやっと半分といったところですが、100年後も建っているような構造のしっかりした家を目指して、がんばりたいと思います。


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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