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2019.05.17

現場から

社長ブログ

安全パトロール

今日は、協力業者会の安全パトロールでした。

年に2回行っています。

チェックシートを持って外周りの室内に分かれて点検していきます。

以前に比べてよくはなってきていますが、やはり指摘事項はあります。

DSC_9145.JPG

安全パトロールですから作業員の安全が確保されているかが第一

ですが、工具や道具の使い方にも安全規定があります。

特に脚立や電動丸鋸は指摘の対象になりやすいです。

脚立は大工さんに限らず、一般の方でも使うものですが、手軽に

使えるものでありながら実は危険を伴います。

まず、天板に立ってはいけません。

いつ転倒するかわかりません。

転倒した場合、危険なのは低い脚立です。

頭から転落する可能性が高いです。

それから、留め金具はきっちり固定しておきましょう。

作業の安全にかかわる部分で一番重視されるのが仮設の足場です。

高所の作業のためのものですから当然ですが、これもいろんな規定

があります。

一番多いのは足場の上に材料などが置かれていることです。

次使うものだからと、つい置いてしまいますが、落下の原因になり

ます。

また、安全パトロールは現場の美化や職人さんの服装、挨拶なども

対象になります。

職人さんの服装や態度は大事です。

一般の人から見るとどうも職人さんというのは服装や行っている仕事

からしてやや近寄りにくい対象に見えることがあります。

昔はそうだったかもしれませんが、最近はそんなに気難しい人はいません。

安全パトロールというと私はいつもハウスメーカー時代のパトロールを

思い出します。

このころは確かに厳しかったです。

今ほど、安全に対しての意識は高くなかったからかもしれません。

特にならという地域は、大阪と比べても全体の土木工事や建設工事の量の

割りに労災の発生件数が多いといわれます。

どの現場も「今から行くから」と事前に連絡を取り合っていたものです。

今日は安全パトロールがあるからというものではなく、いつものことに

ならなければなりません。