2022.08.12
現場から
外構工事の悩みどころ
お盆休み、ビールをどこで飲もうかと悩んでいる中西です。
畠田の家新築工事では、外壁の足場が取れたので、
お施主様と一緒に外構について打ち合わせをさせていただきました。
図面、パースや模型を使って打ち合わせを重ねていましたが、
高低差のある敷地では、実際家が建ってみないとわかりにくい部分が多いため確認作業です。
特に、道路や隣地からの視線と部屋の中からの視線は悩まれる部分です。
部屋の中を見られたくないけど、かといって高い塀を建ててしまうと、
室内から窓を見ると塀しか見えなくなりがちです。
道路からの視線を遮ろうとすると、高低差がなければ、一般的に塀の高さは1m80cmで提案します。
ただ、部屋の天井ぐらいは見えて大丈夫なら、1m50cmでも大丈夫かも。
塀をなくしたり、低くされて、植栽や木製の面格子を使って室内を見えにくくする方法もあります。
意外と中からは格子があっても外の様子がわかるものです。
また、隣地の2階の窓から1階をのぞかれないようにとしようとすると、外構工事だけでは難しく、
間取りから考える必要があります。
入居時期をお急ぎでなければ、外構工事を始める前に再考できる時間をとれることは
必要ですね。
竣工までもう少し、熱中症に気を付けながら、工事を進めていきます。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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