2022.06.25
現場から
乱形の石を張る工事
水不足の心配もありますが、晴れが続き週末の外出にはうれしい中西良行です。
四角のタイルを床に貼っていく工事だと、そんなに悩まなくてもいいのですが、
乱形(ひとつひとつ形が違うもの)の石を床に貼っていく場合、どの石をどこに持っていくか悩みます。
少し石を削ったりしますが、加工は時間がかかるため、できるだけもともとの形を活かして敷き詰めていきます。
そのとき、石と石の間隔が小さく均一な太さになると見た目もいいため近づけるよう頑張るのですが、
それが、難しいところです。
また、必要な形が必要な分注文はできないため、4割ぐらい施工面積より多く仕入れ、その中から
必要なものを選んで施工していきます。
材料単品は安価であっても、上記の理由で、施工費、材料の割り増し分、運送費などのコストを
計算すると、総額は高価なものになっていきます。
また今回はピンクとイエローの2色の石を使うため、色の配分も悩みどころです。
仮ならべをして打ち合わせをしながら進めていきますが、
仕上がってみるまで、はっきりとはイメージできません。
出来上がりは月末の予定、楽しみです。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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