2022.05.8
現場から
柱の鉋かけ

輪和建設の森下です。
王寺町の新築の刻みも終わり、確認や梱包作業、仕上げに取り掛かっています。
今回は、玄関ポーチと玄関から入ってすぐのところに檜の化粧柱があります。化粧柱は鉋がけをします。
檜は杉とは違って乾燥したものでも、木材が本来持つ油が多いので鉋がけをしたら、綺麗な光沢が出やすいです。ただ、いくら杉よりは鉋がけしやすいとは言っても、やはり難しいです。
材料の木目や元末などを確認して、さらに鉋の刃を研いで台の調整もして、初めてきれいにかんながけができます。これがちゃんとできてないと、光沢が出なかったり、木目によってはめくれたりしてしまうこともあります。
しっかりと仕上げることはできましたが、それでも自分の中で課題は見つかったので、それをクリアできるよう、まだまだ頑張っていきたいです。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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