2026.08.23
古民家のこと
古井戸の再生
輪和建設の星野です。
宇陀市の古民家改修工事の現場では、完成に向けて職方さんたちが一生懸命に作業を進めてくださっています。
古民家を改修していると、通り土間が結露をしたり、土間を割ると水が湧き出てきたりすることがあります。
今回の宇陀市の物件でも、石の上に直接立っている柱が、石に付いた水適を吸ってしまっている状態でした。
この状況をなんとか改善できないかと検討するため、先日自然土木の職方さんに現地を見てもらいました。
数時間という短い時間でしたが、大地の仕組みについてたくさん教わる、とても濃い時間となりました。
こちらのお家では、お隣との境界に昔の方が組んだ美しい石積みの水路があります。
石積みの水路は、石と石の間を空気や水がほど良く通す素晴らしい構造になっているのですが、後から水路の底に打たれたコンクリートのせいで水路の勾配が狂い、水が溜まって湿気をためる原因になっていました。
改善するには、一度コンクリートを割って、石と土に戻すことが必要だと教えていただきました。
また、庭にある古い井戸についても、敷地全体の水の経路(水脈)を整えるポイントだと教えていただきました。
壊れた井戸のポンプを修理し井戸水を適切に排水してあげる事で、土間の水問題も改善するのではないか、とのことでした。
これから職方さんにいただいた見立てをもとに、できるところから少しずつ改善を進めていこうと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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