2024.05.21
古民家ブログ
社長ブログ
大和比 聞いたことがありますか
「大和比」というのをご存じでしょうか。
「黄金比」は聞いたことがあると思います。
人間が本能的に美しいと感じる比率と言われて
1:1.618という比率です。
フランスの凱旋門やエジプトのピラミッド、
モナ・リザにも使われています。
大和比というのは日本人が好む比率で1:√2で
表され1:1.414のことです。
この業界にいながら最近まで知りませんでした。
法隆寺の五重塔の最上階の屋根と最下階の屋根
の大きさ、金堂の上屋の屋根と下屋の屋根の大
きさがこの比率になっています。
昔の建物だけでなくスカイツリーも第2展望台ま
での高さと全長が1:1.414です。
そして大工さんが使うサシガネ。
表の目盛りに対して裏には1.414倍の目盛りが付
いています。
丸太の直径を計れば角材の辺の長さがわかるよう
になっています。
この大和比というのは白銀比の一つで「第2貴金属比」
(1:2.414)という比率もあるそうです。
色々あるんですね。
いろんな建物や構造物がありますがどんな比率で造ら
れているかといった観点で見てみるのも面白いかもし
れません。
今日は建築士の定期講習でした。
朝9時30分から夕方5時45分まで缶詰でした。
疲れました。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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