2021.09.20
家づくりのこと
スタッフブログ
手刻みが始まります
輪和建設の福井です
天理の家 新築工事では 以前の建物の解体が終わり、確認申請・長期優良住宅の認定も完了し、着工に向けて準備中です。
見えないところで、大工さんによる手刻みが始まります。
輪和建設の家で扱う天然乾燥材は材木として切り出された後も吸湿・乾燥を繰り返しながら、自然に乾燥が進みます。
その過程で収縮やねじれ、ひび割れが起こりますが、粘り強さを増していきます。
大工は木の一本一本の向きや木目を確認し、どのように木が変形するかを見極めながら、木材同士をがっちりと組み合わせることのできる接合部を加工していきます。
金物がない時代から使用されている、日本の伝統的な建築技術です。
お家が出来上がるにつれ、だんだん目にすることはできなくなっていく部分ですが、そこに住まうご家族の命を守るうえで、一番要の部分になります。
写真は新築に先駆けて作成する模型ですが、木がどういう見え方になるかが分かりやすいよう、設計も工夫してつくらせていただいています。
地鎮祭ももう間もなく。
台風一過でお天気に恵まれますように☆
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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