HOME  >  ブログ  >  高畑の家にて | 階段の段板に濃い色の木を埋め込み 阪神淡路大震災から30年| 奈良の木の家工務店、輪和建設

2025.01.27

家づくりのこと

スタッフブログ

高畑の家にて

設計の阿部です。

高畑の家は外構工事がすすめられていますが、建物は先に完成し、お客様のご厚意で先日見学会を開催させていただきました。訪れた方々、「広い~」「明るい~」と感じてくださり、お家からの景色も楽しんでくださいました。また、写真ではお伝えすることができない、木の香りをはじめ自然素材ならではの心地よさもご体感いただきました。

 

お家の設計で工夫したことのひとつ。階段の段板に濃い色の木を埋め込みました。特に下りる際に、段板がどこまでなのか、視覚的にわかりやすくなるように配慮しています。また、階段の踏み面もできるだけ広くなるよう蹴込板をナナメにしています。

 

今月17日は阪神淡路大震災から30年の節目の日でした。

兵庫県で被災したあの日のことは、昨日のように覚えています。安心安全な建物に住むということが、どれだけ有難いことか、実感しています。

高畑の家は耐震等級3です。構造計算の上、梁せいや接合金物も検討されています。「広い」「明るい」といった見えるところだけではなく、壁の向こうの見えないところをきちんとつくるということが、本当に大切であることを伝えていきたいと思います。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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