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2022.06.20

家づくりのこと

スタッフブログ

制震ユニットの導入

設計の阿部です。
この度新築の物件で、制震ユニットを導入することになりました。
従来の耐力壁(耐力面材や筋交い)に加えて設置するもので、地震の揺れ幅を低減して住まいを守る働きをしてくれます。大きな余震に複数回みまわれたとしても、制震機能により建物の揺れ幅を低減することで建物への損傷をおさえるという機能が見込まれる製品です。設置に関してはメーカーの技術部門に照会し、バランスよく配置するとともに、社内で構造計算をすすめ、基礎配筋や柱の接合部金物の検討を行いました。
昨日も北陸で大きな地震がありましたが、日本に住んでいる限り、地震はいつどこでおこってもおかしくありません。輪和建設では、新築のお家は耐震等級3(最高等級)を標準として設計しています。また、耐力壁や柱の直下率も考慮してプラン提案をしています。その耐震の考えに加えて、今回導入した制震ユニットは家を守る、家に守られる安心材料のひとつになると思います。お客様のご要望あれば今後も対応していきたいと思います。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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