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2022.06.21

現場から

石綿対策の徹底化

現場監督の植田です。大雨が降っているとあの映画を真似したくなります。

 

現在、新しい工事に関わる手続きや手配を進めているのですが、その中でも今年の4月から開始した石綿についての手続きがとても重要だなと感じています。

工事金額や面積等によって適用対象が決められていますが、内容としては「建物等の解体前に石綿が含まれていないかどうかを調査報告し、含まれていないことが証明できない場合、石綿用防護服や飛散防止をして適切に撤去作業を行う」というものです。

 

環境省

http://www.env.go.jp/air/asbestos/post_87.html

 

「含まれていないと証明できなければ含まれているものとして扱う」というところに、石綿による被害を根絶する意思を感じますが、やっとかという気もします。

年代によっては石膏ボードや壁紙に含まれていることがあるなど、実は使用されていたのに適切に処置されていなかったという場合もあったのかもしれません。

石綿による被害は作業者はもちろん、周囲や建物の所有者にも深刻なものです。関わる全員にとって健全な家づくりに努めたいと思います。

 


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