2026.06.15
設計から
バラツキの強さ
輪和建設の國分です。
品質のばらつきにもメリットが有るという事に気づきました。
品質のばらつきといえばぱっと思いつくのは天然素材ですし、その中でも木材は最たる例ではないでしょうか。
もちろん木材という自然が生み出す産物の品質のバラツキを考慮したうえで、安全値をみて構造計算を行っているので木造住宅の強度は安心していただきたいです。そして自然素材だからこそ得られる莫大なメリットが、この品質のバラツキというデメリットを大きく上回るからこそ、木材は今日まで家づくりの最前線でライバルである鉄骨造やRC造としのぎを削っているわけです。
そんな中、私はこのバラツキがデメリットではなくメリットであるという事に気づきました。
それは固有振動数がカギになります。
固有振動数というのは、この後の説明をしやすいようにざっくりと言葉を変えて言うと、その材料固有の共振がおきやすい振動数を示したものです。例えば固有振動数が5Hzだとしたら5Hzの揺れ(トラックの走る振動とか)が来た時に共振してめっちゃ揺れるという事です。
さてここで、ばらつきのある自然素材の木の家はどうなるのでしょうか。
材料ごとに固有振動数は異なります。
つまり特定の振動数が来たとて、共振することが困難というわけです。
もちろん大きく揺れればその分だけは揺れますが、それ以上に揺れが増幅して致命的なダメージを受けるという事はないという事です。
共振の怖さは揺れを増幅させてしまうという点にあるので、この共振が困難の状態は大きなメリットといわざるをえません。
人間だって様々な個性をもった人が集まるから強いのであって、似た人間ばかり集まっていては弱っちいものです。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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