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2026.06.11

木の家づくりのこと

自然素材のこと

無垢床のメンテナンス

設計の小林です。

 

家の中が荒れ放題だったのが、先日の休みに母の力も借りながらスッキリ片付けできて気持ちが良いです。

湿気を吸って木が膨張する前に床の溝の掃除などしていきたいと思っています。

 

無垢床のメンテナンスの方法をご紹介したいと思います。

 

<日常のメンテナンス>

普段のお掃除は掃除機で構いません。

汚れが付着した場合は硬く絞った雑巾で汚れを拭き取ります。

私はミストデワックスでお掃除したりしています。

※水拭きのし過ぎは木材を傷める原因になるため、普段は乾拭きや掃除機を中心に行い、必要な時にのみ水拭きをすると長持ちします。

良く食事をこぼすところは定期的に蜜蝋ワックス等を塗り込んだ方が撥水して掃除が楽です。

床板の隙間にはつまようじや物差しを使いゴミを掻きだし掃除します。

無垢床は湿度によって伸縮するため、季節によって床板の隙間が広くなったり狭くなったりします。これは天然の木の特徴です。

 

 

<凹みのメンテナンス>

家具やおもちゃなどでついた小さな凹みは緩めに絞った雑巾を床にあててアイロンをします。

すぐに雑巾の水分がなくなるので、乾いてきたらまた濡らして続行します。

水蒸気で木が元の繊維の形に戻ろうとします。

アイロンを当てる際は高温にしすぎると変色の原因になるため、中温程度で様子を見ながら行うのがおススメです。

私はコンパクトなシワ伸ばしスチーマーでやっています。

深すぎる傷やえぐれてしまった傷は戻りませんが、小さな比較的浅めの傷は戻ります。

油分が抜けたりするので、仕上げに蜜蝋ワックスやオイル等を塗ります。

 

<経年の黒ずみや水染み>

水を含ませたスポンジの裏側の硬い面で力を入れすぎないように気を付けながらこすると綺麗になります。

頑固な汚れにはヤスリを使うこともあります。

木目に沿ってこするのがポイントです。木目を横切ってこすると繊維が毛羽立ってしまったり、傷が目立つことがあります。

削った部分は新しい木の色味になるため、オイルや蜜蠟ワックス等を塗ると色味が馴染みやすくなります。

 

<無垢床を長持ちさせるコツ>

・椅子やテーブルの脚にはフェルトを貼る

・観葉植物の鉢の下には受け皿を使用する。

・濡れたままのマットやタオルを長時間放置しない。

・直射日光が強い場所はカーテンやブラインドで調整する

 

無垢床は汚れが気になる方も多いと思います。

また“手入れが大変そう”いうイメージを持たれがちですが、対処法さえ分かっていると、意外と簡単に綺麗になります。

凹みや傷についても、張りたての頃は傷一つ付いただけでショックに思いますが、

年月が経つと「これは、あの時の傷だな」といった住まいの思い出の一つにもなります。

それも無垢床ならではの魅力かもしれません。

もちろん、どうしても綺麗にしたい場合は表面を削って再生することも可能です。

実際に弊社のモデルハウスでも、数年前に1階の床を削りました。

これからのじめじめした季節は、無垢床の心地よさを特に実感できる時期です。

さらりとした足触りは本当に気持ちが良く、無垢床ならではの快適さを感じられますよ。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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