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2025.12.21

木の家づくりのこと

金物色々

工務の有田です。

入社して間もなく2ヶ月。早くも本年最後のブログとなりました。

 

入社時点では解体作業の真っ只中だった古民家の改修は、木工事が着々と進み、減築した部分に新しい外壁ができつつあります。

 

東京ではRCのマンションメインだったため、古民家の改修どころか、木造もほぼ初めて(数棟やりましたが、その多くは2×4でした……)。

材料はもちろんのこと、マンションリフォームでは使わない道具や金物も多く、日々新鮮な学びや経験を積み重ねています。

そこで今回は、この2ヶ月で私が出会った金物のご紹介です(マニアックですがついてきてください)

 

こちらは、古民家の解体中に出てきた釘の一種です。

初めて見る複雑な形状に驚きました。

横架材と天井などの板材をつなぎとめるために斜めに打ち込むそうです。

よく考えられた形が美しいです。

 

こちらは「かすがい」。こちらも解体したときに出てきました。

ふたつの異なる材料をつなぎ合わせるための金物で、「子はかすがい」ということわざの語源でもあります。

こども園の木工教室で、園児のお母さんともこの材料の話が出て、「初めて知りました」と感心されていました。

 

打ち込むとこんな感じです。

 

最後は、「替折釘(かいおれくぎ)」。

和釘の一種で、こちらは手打ちです。

社寺や古民家で使われていたもので、意匠的に頭が出てくるのが特徴のようです。

これは、社長の中西が手配したものを勉強のためにともらったのですが、これが打ち込まれているところをいつか見てみたいものです。

 

これからまだまだ沢山のことを学び、現場で活かしてゆきたいと思います。

来年もよろしくお願いいたします。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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