2024.02.13
現場から
建築金物
輪和建設の森下です。
建築に使われる金物はたくさんの種類があります。釘やビス、ボルトなど一般的なものから特殊なものまで、数えきれないくらいあります。
そんな数ある種類の中から今回は「ショーワボルト」というものを紹介します。
これは、最近ではあまり使われなくなっていますが、真壁造のお家の鴨居などを取り付ける時によく使われたそうです。
まず、先端が尖っている方を柱などにとめ、もう片方でナットを使い締めると言った使い方をします。これを使うことで、柱と内法材が嫌というほど引っ付きます。
このように、金物は仕事を早く確実にするために発展したのじゃないかなと思います。ただ、金物だけに頼ることをできないので、さらに確実にするために、もう一手間加えていきます。
50年後、100年後もしっかりした家づくりを心掛けて頑張っていきたいです
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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