2019.05.31
現場から
瓦葺き替え
輪和建設の中西祥人です。
今日工事をさせていただいている現場に行ってきました。
内部の解体と同時に屋根の葺き替えをしています。
築50年ほどの建物なのですが、50年も前だと瓦の下には土があります。
今の瓦はビスで固定できるようになっています。
屋根に土を載せているとどうしても建物の重量は重くなり、耐震的には不利になります。
桟葺きにかえるだけで、建物の重量はかなり軽くなります。
ただ瓦屋根の葺き替えは安くありません。
特に土葺きされている時代の建物ですと屋根面積が大きいものも多いので一層高くなりやすいのかもしれません。
昨年の台風で瓦の修繕によく行かせていただいたのですが、その多くが土葺きだったように思います。
ただ土葺きも地震の際には揺れにより瓦が落ちることで、屋根が軽くなるように考えられているそうです。