2026.03.12
木の家づくりのこと
みせないところ
工務の有田です。
現在大和郡山市で改修工事の進んでいる古民家の窓につける面格子を、弊社事務所に併設されている作業場で大工さんが製作中です。
面格子というのは、窓の外側につける格子のことで、防犯や目隠し、意匠と、様々な役割を持ちます。上の写真は、今回の工事とは関係のない物件ですが、面格子のイメージとして。
現在作っているのは2階の面格子。
一般的にはトイレや浴室などの小窓につけるイメージがあったのですが、古民家では大きな引き違い窓を覆うように取り付けられることがあります。

大きさが伝わるでしょうか。これでも、今回取り付ける2枚の面格子の内、小さい方です。大きい方は幅が1.5倍くらいになるそう。
この縦格子も横桟も、1本1本職人さんが材料を丁寧に加工して組み立てています
因みに、木製でこの大きさの面格子はかなりの重さ。
2階の窓まで安全に持ち上げるルートの確保と段取りも施工管理の重要な仕事になりますが、それはもう少し先の話。

大きな面格子は補強のために、上下と真ん中に桟を入れます。
真ん中の桟は、溝を掘ってコの字型に加工してあります。
これは、取り付けた時、窓から裏側のビスが見える部分になるため、ビスを留め付けた後にこの溝に棒を埋め込んで、ビスを隠すための工夫です。
美しい仕上げは、実は結構「見せない工夫」によって作られています。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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