2025.06.26
木の家づくりのこと
二酸化炭素をなるべく出さないには・・・(社長)

地球温暖化に最も影響していると言われるCO2排出量。
一人の人間が1日の呼吸で排出する二酸化炭素は約1kg
です。
年間で約370kgの二酸化炭素を呼吸だけで排出している
ことになります。
当社がいつも住宅で使っている杉の木1本が光合成で1
年間に吸収する二酸化炭素の量は約14kgなので一人
当たり約26.4本の杉の木が必要になります。
二酸化炭素排出量の多い国ランキングで日本は世界で
5番目に位置しています。
なかでも道路車両がCO2排出の一番の原因と言われます。
人ひとりを1キロ移動させるのに乗用車で130g、飛行機
で98g、バス57g、電車17gと移動手段の中では乗用車
がもっともCO2排出量が多いということです。
ハイブリッドや電気自動車が開発されるのも当たり前です。

製造業でも排出されます。
住宅などの土木、建設に使われる、なくてはならない
コンクリート。
1㎥のコンクリートには350kgのセメントが使われますが
製造時に270kgのCO2が排出されます。
30坪くらいの住宅の基礎で15~20㎥のコンクリートを使い
ますから、1軒当たり5000kgくらいのCO2が排出されるこ
とになります。
相当な量ですね。
これに変わるものが考えられればCO2排出量は激減する
かもしれません。

ちなみに木は光合成で二酸化炭素を吸収して酸素を出す
ので炭素の塊と言われます。
その木材ですが1㎥当たり230kgの炭素を含んでいると言
われます。
そして木の比重は大体0.5くらいですから重量の約半分が
炭素です。
古いデータですが昭和28年建築の46坪の家を解体した
ところ木材の使用量は約17㎥でした。
この家は17㎥×230kg=3910kgの炭素を保有していること
になります。
二酸化炭素CO2の原子量C(12)+ O2(16×2)=44
この炭素量から二酸化炭素量を割り出すと3,910㎏×44/12
=14,337kg
これは杉の木約1000本分の二酸化炭素吸収量の相当します。
カーボンニュートラルとはいえ解体処分(焼却)すれば
それだけの二酸化炭素を大気中に戻すことになります。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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