2021.06.18
輪和の雑学
木の旬
輪和建設の森下です。
梅雨時期に入り、梅が旬を迎えていますが、僕たちが扱う木にも実は旬があります。
木は1年、歳を取るごとに年輪が1本増えます。その年輪には夏材、冬材とあり、色が薄く、幅が広い部分が夏材、色が濃く、幅の狭い部分を冬材といいます。この夏材と冬材を合わせて1本の年輪となっていきます。幅が違うのは、木は春から夏にかけて、根から水を多く吸い上げるので成長が進み、幅が広くなります。
それが終わると、木は眠る時期に入ります。だいたい9月から3月くらいになるのですが、この時期が木を切るのに最も適した「伐り旬」と呼ばれる時期に当たります。また、11月の下弦の月から新月の間に切られたものは「新月の木」と呼ばれています。この旬の時期に切られたものは、製材してからもあばれも少なく家が建った後でも長持ちします。
今では、乾燥させる技術が向上し、年中木を切っていますが、昔の人はこんなことも考えながら家や寺社を建てていたんだなと想像すると、先人の知恵はほんとにすごいなとあらためて感心します。


