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2026.03.2

輪和の雑学

今の断熱性能を高める造りは複雑化しすぎている

輪和建設の國分です。

 

 

ローテクに簡素にすっきり納める。

これがかなり大切と最近になって思うことが増えました。

簡素にすっきりというのはビジュアル面の話ではありません。

最近はシンプルで軽やかデザインが流行っていますが、そういう意味での簡素にすっきりではありません。

 

納まりの話です

最近は様々な機能が付与され、求められ、納まりも難解に、そして複雑になってきている気がします。

 

学生時代に先生が話していた車の話が今でも印象に残っています。

アメリカの車は造りが雑(?)ですぐ壊れる。でもあの広大な道中で故障してもみんな自分で直すことが出来る。

日本の車はハイテクでなかなか壊れないが、故障した際専門家でないと直せない。

という話です。

 

そしてこれは建築にも言えることだと思います。

 

現場で実際にリフォームをさせていただいて感じるのですが、やはり昔の簡素なローテクの家は後から手入れがしやすいです。

家を長く継いでいくには、やはりどの大工さんが見ても明快な造りになっていることが大切なような気がします。

さらには住み手だって自らある程度簡単にメンテナンスできます。手を入れるから愛着も沸きます。

最近のハイテクな家はだんだんとリフォームしづらくなってきています。

 

最近の家がハイテクに複雑化してきている要因として断熱性能があげられます。

断熱性能は豊かな暮らしのために絶対的に重要であると私は考えます。

しかし、その断熱性能を上げたがために、結露が発生し家が腐る。

そしてそれを防ぐために気密性能を求められ、気密するから24時間換気システムが求められる。

複雑に難しくなってきています。

何かすれば何か不具合が起き、それを防ぐために何かすればまた別の不具合が起きる。。。

 

私はもっとローテクに簡素にすっきりと断熱性能を高める方法があると思っています。

まず重要なのは断熱性の向上。そこから出る不具合をもっとシンプルに防ぐ、もしくは受け流す術を見つけたいものです。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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