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2026.02.14

輪和の雑学

古民家のこと

現場調査

設計の阿部です。

先日リフォームを検討されているお家の躯体を見るため、床下と小屋裏の調査を行いました。

耐震補強を考えておられるお客様のリフォーム費用の見積をするためには、現況の筋交い、梁、基礎の現状を把握する必要があるためです。耐震補強の計算をするための入力事項でも、これらの情報は必要です。

 

今回調査を行いました物件は、基礎がある程度の高さがあったこと、梁の太さが十分で上を歩いて行けたこと、など好条件がそろっていたため、現況を比較的よく確認することができました。動物が侵入しているだろうということも見受けられ、天井のやり替えや害獣対策も必要であることもわかりました。

 

リフォーム工事をするにあたっては、現況ある壁や天井を解体しないとわからないということも多々あります。例えば、お風呂を解体して土台が傷んでいるということが分かった、天井をとってみて雨漏りによる梁の損傷が見られた、などといったことがこれまでにもありました。そういう場合は、建物の強度に関わることですので、そのまま蓋をすることはできませんから、お客様にご相談をして、材を取り替えるなどの対策をとっています。それでも、できるだけそういった追加費用がかからないように、事前に調査をすることが肝要だと考えています。

 

今回のように中古物件の調査を実際にもぐったり登ったりしてすると、床下や小屋裏を点検できるように設計することの重要性が身に染みてわかります。弊社が新築の標準としている長期優良住宅では、そういったメンテナンス性も見据えて、基礎の最低高さも設定されています。申請の際には、床下点検口の有無もチェックされます。家を長持ちさせるためにはメンテナンスが必要で、メンテナンスをするためにはこういった点検口をしっかりと確保することが大切です。新築物件や中古リフォーム物件、いずれもそういった観点で点検口のご提案をしていきたいと思います。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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