2024.08.17
輪和の雑学
現場から
上棟式
設計の小林です。
奈良市の新築工事で先日上棟式を行いました。
予定していた日程で雨も降らず、快晴の中、お施主様に棟叩きと上棟式に参加いただきました。
棟たたきは、上棟時の記念で、高い場所が大丈夫なお施主様に屋根の構造材の一番高い部分(棟)を叩き込んで頂くイベントをしています。
しっかりと力強く叩き込んで頂きました。
棟があがるととても感慨深いです。
新築を設計させていただく際は、いつもそうなのですが、
何もない段階でずっと図面ばかり書いているものですから、実際に建物として骨格が出来上がると嬉しいものです。
今月から入社した森にもチェックしてもらいながら今回はダブルチェックで上棟時の確認をしました。
これから、耐力壁や金物の設置が進むので、その確認を行い、第三者機関の中間検査を受ける予定です。
今回は屋根に弊社で認定を取っている杉斜め板張りの野地板を採用しています。
↓認定試験中の社長のブログです。

通常は垂木と呼ばれる角材と直角に野地板を張っていくのですが、
斜めに張る事で、国が定めている強度の5倍以上になります。
水平の硬さを確保するために、火打ちという角材をいれますが、今回は屋根の強度のみで十分でしたので、火打ちは無しにしています。
火打ちがないと、天井の高さを上げたときに、火打ちが見えず、すっきりとした空間ができます。
現場も火打ちに合わせて天井の石膏ボードを加工するのがとても大変で、その手間が省けます。
斜めに張るのも加工手間等がかかるので、手間はどうしてもかかってしまいますが、
野地板を無垢材にこだわる理由があります。
野地板は高温多湿にさらされるリスクが高く、合板では雨漏りがなくとも経年劣化で合板自体が剥がれだしたりします。
もちろん、雨漏りや結露が発生するとカビや腐食しやすくなります。
その点、自然素材である木材ですと耐久性がちがいます。
手間はかかりますが、見えないところこそ自然素材で作る方が長寿命の家になるのです。
今後もしっかり確認していきたいと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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