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2024.01.26

スタッフブログ

和みの会

設計の小林です。

 

最近アフリカ民芸品の面白さに気付き始めて、色んな民族のスツールを見て楽しんでいます。

 

先日、業者会の新年会がありました。

コロナの影響もあり、数年開催できずにいましたが、久しぶりの開催となりました。

私自身も輪和建設で働きだして6年ほどなのでそれなりに年を重ねましたが、業者会の皆も年を重ねてきた印象でした。

70歳を超えた職人さんもいらっしゃいますが、元気で生き生きされています。

職人の高齢化、人口減が懸念されており、今や20代の人口は1割以下だそうです。

(引用:国土交通省「最近の建設業を巡る状況について」)

子供たちは普段、職人さんと触れ合う機会がないため、なりたい職業として上がりにくいのかなとも思います。

木工教室を小学校や保育園でさせて頂いた際には、将来大工になりたいと言ってくれるお子様が何名もおり、嬉しく思いました。

私が学生の頃、女性は建築業界で職人になる道がほぼ無いような印象で設計の道を選びましたが

最近では大工さんも、各種職人さんも女性の方をちらほらと見かけるようになりました。

設計の仕事は、お客様の想いを図面化し現場に伝える仕事と認識しています。

その中で、職人ひとりひとりがより良い家づくりを目指して工夫されており、

工事をすすめている中で、泣きそうになるほど感動する場面が多くありました。

一例として現場で職人さんと

私「難しいけど、こういう意匠で考えました」

職人「こんなん、無理!絶対無理!!よーせんわ!」

そんな会話をした後日、何も言わずしれっと私の意図通り綺麗に仕上げて頂いていました。

お礼を言うと照れくさそうにされていました。

職人さんのプライドと技術力、本当に尊敬しかありません。

職人さんのドラマとかあっても良さそうな気もしますが、なかなかありませんね。

多くの方に少しでも、かっこよさが伝わればいいなと思います。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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