2023.10.15
スタッフブログ
床下の様子は…
現場監督の植田です。お昼寝に最適な季節となってまいりました。
先日、古民家にお住まいのお客様からシロアリのご相談を受け、現状の調査に伺いました。
防蟻工事を依頼している業者さんが遠方ということもありますが、依頼の際には広さや被害状況など事前情報を伝える必要があるため、まずは弊社で下見を行いました。
調査したお家は改修歴があり、床下が高い部分・低い部分・土間上でほとんどない部分があったので、工事範囲に関わることもあって高低差も記録していきます。
結果としては、シロアリの被害と見られる部分は所々みられましたが、床下は緊急の状態ではないようでした。
とはいえ、完全に被害状況が把握できていない可能性がある点や束・土間の柱の足元は水が上がった跡があり、雨の後の湿気も心配なところがありますので、先を考えれば防蟻工事をしておく方が安心と思われます。
古い家の管理は色々な面で難しいことも多いですが、家の持ち味を活かしつつ長寿命化施工をすることで、ご家族や新しい持ち主さんに引き継がれて末永く活躍してもらえればいいなと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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