HOME  >  ブログ  >  リフォーム工事 | 小さいからといって侮れない、小規模のリフォーム工事の難しさ| 奈良の木の家工務店、輪和建設

2022.05.23

スタッフブログ

リフォーム工事

輪和建設、大工の國分です。

 

 

お風呂の解体や手摺りの取付け、棚の取付け等といった小規模なリフォームの現場に出向く機会がありました。

 

この場合、お施主様もその家に住まれたままの工事で、かつ、傷つけてはいけない物で家の中は溢れています。

そのため、材や工具の出し入れや工事中に出るホコリにはとても気を使いますし、施工方法も限られてくるなど、難しいことがいっぱいでした。

 

 

小規模なリフォームは大規模なリフォームに比べ、この材を取ると構造的に危険だなどの、熟練の勘が必要となる場面は減るような気がします。が、この家はどのような工法で建てられていて、ボードで隠れて見えない部分がどのようになっているのか等を予測し、最小限の解体で上手く工事をするための方法を考え進めるといった、知識とアイデアが求められるのが小規模なリフォームであると気付きました。

 

 

最近DIYなどが流行っていますが、これは自分で自分の家を工事し、多少ミスがあってもそれを良しとする上で成り立っているものです。

しっかりとした工事を行うには、規模の大小に関わらず、プロの職人の経験と知識と技術が必要となるのだと再認識しました。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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