HOME  >  ブログ  >  地面の中 | 奈良の木の家工務店、輪和建設

2021.10.11

現場から

地面の中

輪和建設の植田です。まだしばらくTシャツの出番は続きそうです。

 

矢田町のお家で基礎の解体工事をしています。解体前は倉庫だった建物を2階建ての住居にする計画で、重機で元々あったコンクリートを割りながら鉄筋とともに少しずつ撤去しているのですが、予想外に「地中梁」がありました。

「地中梁」というのは、文字通り「地中に埋まっている鉄筋コンクリートの梁」なのですが、通常3階建てなどかなりの重量に耐える必要がある場合に施工されます。

元の建物が平屋の倉庫だったことと、地中梁自体地面に埋まって見えない部分なので、地中梁の有無を予測するのは難しく、工程への影響も少し出てしまいました。

 

建物の安全のために必要なものなので「どうしてあるのか」と思うのではなく、「それをいかに事前に把握できるか」が、スムーズな工程管理につながるということを実感しました。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生の施工事例はこちら↓

施工事例を見る