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2021.04.28

現場から

床下の状況

去年と同じくGWは家で過ごす中西良行です。

 

天理の家改装工事では、床の解体が始まりました。

事前の相談のとき、床が冷えて寒く、湿気も上がってきている気がするということでした。

数十年前のリフォーム工事を別の会社で一度されている部屋なので、

原因がわからなかったのですが、実際解体してみると、

湿気対策のためのコンクリートがあり、外周部には、隙間風対策用のシートが

きちんと施工されています。

ただ、敷き詰めてあるはずの床下の断熱材がボロボロに。

話を伺うと、床下に小動物が入っていた時期があったとか。

古民家といわれる家では、小屋裏を覗くと、外部との隙間があり光が漏れていることがほとんど。

天井裏、壁、床下はつながっているためどうしても蜂などの昆虫やネズミなどの小動物が入ってしまうことがあります。

湿気と冷気の対策工事と考えていたんですが、動物への対策も必要。

解体工事中しばらく計画を練り直す予定です。