2021.04.18
現場から
漆喰壁の補修工事
4月は何かと新しいことが始まりますが、変わらずの中西良行です。
明日香の家では、外壁の土壁がめくれて、竹小舞が見えている状態で補修工事に取り掛かりました。
実際、足場を組んで調査してみると、めくれている左側も同じ状態でした。
触ると簡単にめくれてしまい、竹なのに手で触るとパラパラと砕けてしまう状態でした。
補強の竹を追加し、麻縄を巻き付け土の付着を向上させます。
下塗り、中塗り、上塗りと塗っては乾かし、塗っては乾かしを経て、最終きれいな状況で
仕上げていただくことができました。
すべてを造り変える工事より、部分的な補修では強度や仕上がりに難しさがあります。
そんな状況でも、丁寧な仕上げをしていただいた左官屋職人さんの技術に感謝です。