2024.11.28
現場から
変わりゆくが故に
こんにちは!
中島です。
無垢材は時間と共に変化していきます。
日焼けすると言っています。
光の当たり具合で変化の早さが変わります。
押入れの天袋部分の写真です。
柱と鴨居の日焼け具合がくっきり分かれています。
同じ木とは思えないほどの色の違いですね。笑
押入れ内部はほとんど光が当たらないのでほぼ変化がありません。
光が当たる部分では太陽光が当たる所はより早く日焼けしていきます。
リフォーム工事では新設部と既存部分で色の違いができます。
塗装をするかどうか悩まれる場合が多いですが、大工からすると無垢の変化を楽しんで欲しいと思っています。白木の艶や、焼けで表情が変わっていくこともひとつの楽しみだと思います。
既存の木部に色が追いついてくるまで時間はかかりますが、白木の時間を楽しみ、拭き込み手入れすることでより増していく艶を楽しめることも無垢材の良さかなと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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