2023.04.12
現場から
床の美しさの裏に。
現場監督の植田です。鼻のムズムズが治まらないので、マスクなし生活はまだまだ先になりそうです。
三郷新築のお家では、床板張り作業が進んでいます。
無垢板無塗装で木のぬくもりが感じられる床板を、大工さんが丁寧に敷き詰め張ってくださっています。
施工したては床板を見ることができますが、すぐに傷汚れ防止のための養生を敷くため、出来上がりを一望するのはしばらくおあずけになります。
ただ張っていくのではなく、各部屋・通路・壁の配置から床板の見え方を考え、納まりの良さやバランスを計算して、張り始めの場所や半端になる分の幅を決めておいてから、さらに個々の材料が持つ微妙な差を調整しつつ張っていく・・・
気の遠くなるような細やかさの中で、美しく床を仕上げてくださる職人さんにはいつも頭が上がりません。
きれいに張るためにいくらでも時間が使えるわけではなく、常にスピードと完成度を求められています。
そんな中で監督としてできること・すべきことを、作業をスムーズに進めてもらうために徹しなければ、と改めて引き締まる思いです。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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