2023.01.7
現場から
タイルを切り張り

現場監督の植田です。本年も宜しくお願い致します。おせちとお雑煮のおいしさにしみじみする年始でした。
生駒市のお家では、室内の仕上がりに続いて外回りも出来上がりが見えてきました。
特に玄関ポーチ周りの仕上げは、一部外構と重なる部分があったため、下地・タイル張りそれぞれが二段階での施工となりました。現在は最終のタイル張り前の状態まで来ています。
身の回りで何気なく見る、階段などのタイル張り仕上げですが、施工する際には使うタイルの寸法から下地の寸法を決めていきます。(細かく言うと、タイルを張りつけるモルタルの厚み分を差し引いたりします。)
その流れでいけば、角から角まで切り欠きなしのタイルを敷き詰められるはずですが、敷地の形や建物の位置・施工範囲の仕様・デザインなどが絡むことで、タイルの加工(切ったり欠いたり)が必要になってきます。
加工しない“さら”のタイルから張り始めるので、「さらのタイルをどこから張ればきれいに仕上がるか」を基準に、張り方(割り付け)を決めていきます。
文字では造作もないように書いているのですが、私はよくこんがらがります。精進します。
設計図が完璧でも、現場での誤差というものはあるので、監督としてうまく納めていきたいと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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